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患者さんセミナー

食育セミナーアンケートのお答え


また、アンケートにお答えいただきありがとうございます。
アンケートのご質問にお答えいたします。(歯科衛生士 安井幸子)

甘い物が好きなので心配です。(2010/6/18 食育セミナー)

リスク・リダクション、ヘルス・プロモーションという2つの考え方があります。
リスク・リダクションの場合では「ケーキはカロリーが高く体に悪いから食べない」という考えになります。
ヘルス・プロモーションの場合では「ケーキを食べる楽しみは捨て難いので、カロリーを余分に取った分、多く歩こう、余計な甘いものは避けよう」というような考えになります。
どちらか片方のみを実行するという事ではなく、ご自身の気持ちや体調、周囲とのバランスをとりながら、両方をうまく取り入れる事が大切だと思います。また、日常食でしっかり栄養をとっておく事も大切です。
食育を学び、食の選択をしていくうちに、自然と嗜好品の選択も良い方向へ変わってくると思います。
食の情報は非常にたくさんあるので、まずは知識を増やすことから 始められると良いでしょう。その中で、何を選択し取り入れるかはご自身ですので、情報を正しく見分ける目も養われると良いと思います。

なかなか噛む事が出来ない事が最近多くなった。(2010/6/18 食育セミナー)

噛むという意識を高め、唾液の分泌を促すために、まずは最初の一口を40回噛む事から始めてみましょう。

体の免疫力は食事で強くすることはできるものでしょうか。(2010/5/12 食育セミナー)

免疫力を高めるためには酵素が必要ですが、添加物や環境汚染、ストレスが増えた現代では、体が必要とする酵素の量も増えているため、積極的に食べ物からとる必要があります。
酵素は熱に弱いので加熱したものばかりでなく生でとったり、酵素の多い発酵食品をとったりすると良いでしょう。
また、サプリメントで酵素を取り入れるという方法もあります。

麺つゆや加工済みのものは、口の中がもやもやして気持ち悪くなるのはどうしてですか。うちでは食べません。が、違いがわかるような気がします。外食はどうも口がおかしくなります。(2010/5/12 食育セミナー)

食品添加物の味や食感に敏感な方はいらっしゃるようですし、アレルギーのある方も同様な違和感を持たれたりするようです。
違和感の原因が何かはここではわかりませんが、例えば皆さんがよく使われる醤油についても、大豆・小麦・塩という最小限の原材料で作られたものから、ぶどう糖果糖液糖、アルコール、調味料(アミノ酸)などが添加されているものまで色々あり、加工度が増すほど違和感や体の変化の原因が何なのか、非常にわかりにくくなっています。
また、原材料そのものがどのように栽培・飼育・精製等されたものなのか、という問題もあり、原因の追及はより複雑になっています。
食べ物をよく噛み、たくさんの唾液と混ぜることで、身体に害のあるものを抑えることができます。
時にはご家族やお友だちと楽しい外食をされる事もあるでしょうから、食べる物の選択と同時に「よく噛む」という事も実践されると良いと思います。唾液の毒消し力の資料もご覧ください。>>こちら

血液の流れを良くする食物について教えて欲しい。(2010/5/12 食育セミナー)

玉ねぎ(ねぎ、ニラ、ラッキョウ等)、大豆(納豆、豆腐等)、青魚、アーモンドなど、良いと言われる食品は沢山あります。そのような食品を無理せず美味しくとるように意識するだけで、体は変わってくると思います。
また、ある特定のものばかりとる健康法よりも、旬のものを適量とる方が全体的な栄養が向上して体に良いと思います。

この度、お世話になります。日頃は介護予防の拠点として、高齢者の方と接しています。お口から食べられる事の幸せをいつも感じながら、口腔の事を知らなさすぎる、しっかり噛めること、味わって食べることの大切さ、又、食事との関係を本日は学びたいです。健康->健口、もっと口腔の事を知り日常生活に活かしたいです。(2010/5/12 食育セミナー)

健康とはとても幅広く奥深いものですよね。多くの書物が出ておりますので一つずつ知識を積み重ねていくと、ご自身に合った方法が見えてくると思います。
健康は、どのように食べ物をとり、代謝するかが始まりだと思います。
まずは、早寝、早起き、具だくさんの朝ごはんから取り入れてみてください。

家族に胚芽米を食べたいと言っても同意してもらえず、どうすれば理解してもらえるのかと困っています。(2010/5/12 食育セミナー)

白米より胚芽米の方が栄養が豊富だという事は皆さんご存知だと思いますが、胚芽米は食感や味が異なるため違和感があるという方や、胃がもたれやすいからと敬遠される方もいらっしゃいます。
胚芽米に限らず、玄米などもそうですね。よく噛めば味わい深く消化吸収も良くなるのですが、白米の美味しさ食べやすさを経験してしまうとなかなか他に変えられないという事もあると思います。
また、お米は精米すると急激に酸化して味が落ちるため、胚芽米を一袋買うと続けて食べなければならないという義務感が購入を敬遠する原因になっているのかもしれませんね。
健康の意識が高まり食の改善をしたいという時に、なかなか家族の協力を得られないというのはとても残念ですが、食事は家族で楽しくとる事が一番大切なので、お互いの意見を取り入れあっていけると良いですね。
案としましては、胚芽米はできるだけ少ない量を買い、余ったお米は冷蔵保存する事で長持ちさせる事ができます。最初は週に1回など少しずつ取り入れてもらい、家族が慣れてきたら徐々に回数を増やしてみては如何でしょう。
また、胚芽米ではなく、雑穀を取り入れるという方法もあります。
雑穀でしたらお米に混ぜて炊いたり、おかずを作る事もできます。
今は雑穀への関心が高まっているので、インターネットで簡単にレシピを見つける事ができます。
雑穀は精製したお米よりも長く保存できて便利です。ぜひ取り入れてみてください。

いまだに歯の磨き方がよくわかりません。(2010/5/12 食育セミナー)

ご遠慮なく担当衛生士にご相談ください。

キシリトールガムを勧められたのですが、以前読んだ本「買ってはいけない」(週間金曜日編集)に載っていました。添加物が入っているようです。安全性について聞かせて頂ければと思います。

市販のキシリトールガムには添加物や砂糖が使われている場合があります。
当院で販売しているものには含まれていませんので、安心してお召し上がりください。

子どもが野菜を食べないので困っています。
みそ汁に野菜をたくさん入れ、その汁だけを飲んでいるのですがそれでも大丈夫ですか。

水溶性の栄養素は汁に溶け出すので、みそ汁の汁も栄養たっぷりです。
皆さんに汁まで飲んでいただきたいです。
しかし、そればかりだと不足する栄養素が出てきますので、毎食でなくて良いのですが、メニューや調理法を工夫して必要な栄養が取れるようにすると良いと思います。
私も我が子の偏食に悩んできましたが、幼稚園給食のおかげでだいぶ良くなりました。
野菜嫌いを克服する切っ掛けはお子さんそれぞれにあるでしょうから、その時期が来るまで、お子さんが食べる事が嫌いにならないように、楽しい食卓を演出し続けましょう。

果物を食前にとると良いと聞きましたが、どんな果物が良いですか。

基本的には何でも良いのですが、できるだけ地場のものや国産のものが良いです。バナナやマンゴーなど熱帯地方の果物も美味しくて酵素がたくさんあり良いのですが、日本人はアレルギーの原因になりやすいと言われているので取り過ぎない方が良いです。
果物を食前に食べることで酵素が消化吸収を促進する効果が期待できますが、例えば食べたくないのに食前に食べるというのは、ストレスが消化吸収を妨げることにもなりかねないので、無理に食べる必要はないと思います。
食前に果物をとるかどうかも、個人の選択の部分になりますので、健康に良いと思い適量を美味しく、楽しく食べる事が一番大切です。

牛乳やパンよりご飯が良いと聞きましたが、子どもの給食ではパンと牛乳という食事が多いです。
なぜですか?

パンも牛乳も、戦後のアメリカから伝わってきた食スタイルです。戦後のアメリカの輸出政策もあり、日本人の食事は栄養が足りないから肉や乳製品、消化の良いパンを食べなさいと言われ、日本はアメリカから大量の小麦や肉、乳製品を買うようになりました。
輸入した食文化は学校給食により多くの国民に浸透してい きました。
その後、様々な問題がわかり、昔ながらの米飯が見直されるようになりましたが、一度浸透した欧米型の給食は今も残っているのが現状です。
しかし、一部の学校では既に完全米飯給食を実施しており、愛知県では米飯給食が平均週3回以上と増えてきています。今後は益々そのような学校が増える事が期待されます。
私 たちが学校を選ぶときに給食の内容についても選択肢を持てると良いのですが、通学可能な限られた範囲ではなかなか選択肢がもてないというのが現状です。
保護者側から学校に要望を上げるという方法もありますし、自分たちでできる事をしながら今後の学校給食がより良いものになる事を期待したいですね。